2024 08,31 12:47 |
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サーバー変更までの経緯
特にサーバーの障害で数日間サイトが閲覧不可とか、生きた心地がしませんでした 2023年にサーバーの引っ越しを検討し始めました。 旧ドメインはサブドメインのため、ドメインそのままで他のサーバーへの引っ越しはできません。 googleからの評価を下げずに、新しいドメインに。 専門の人にアドバイスを受けながら、1年がかりでようやく完了しました。 いやあ、長かったです! ドメイン変更を自力でするために、毎日毎日ネットの勉強。 こんなに勉強したのは学生の時の受験以来でした。 まずは旧サイトの立て直しまずは旧サイトを万全の状態にして、それから新サイトへと移行します。 やることは二つ。 SSL対応と、モバイルフレンドリー(レシポンシブ)。 こんなこともやってなかったのかと思われそうですが、 やってなかったです それでも、今までサイトを見ていただいて、改めて感謝ですね。 SSL対応「http」で始まるURLを、自動で「https」に飛ばすものです。一つのページに、「http」と「https」で始まるURLが二つ存在してしまうという、あまり宜しくない状態でした。 通常はサーバーの「ht.access」に書き込めばすぐの作業が、今回はサーバーに「ht.access」自体を置くことができません。 そこで、↓のようなタグを各ページの</head>の上に貼り付けていくことで対応しました。 <!--http -> https転送 ここから --> <script> if (window.location.protocol ==`http:`) { window.location.protocol = "https:"; } </script> <!-- http -> https転送 ここまで--> もう一つ <link rel ="canonical" href="https://●●●/.html"/> ネットの中から見つけたものですが、 スクリプトを作って問題を解決してしまう人、世の中には色々とすごい人もいるものだなあと驚きました。 モバイルフレンドリー対応へPC用のサイトのページをスマホで見るとき、スマホの画面に合わせて画面を細長く表示する機能です。白紙のhtmlを、ツギハギを繰り返して全てのページを作っていたので、スマホ表示では指で上下左右にスライドさせないとページ全体が表示できない…。 そして、画面をズームアップさせないと文字が小っさ過ぎ これは、モバイルフレンドリー対応のテンプレートでページを作り、そのまま白紙のページに上書き転送していくことで解決しました。 この方法、辿り着くまでに3か月ほどかかりました。 あれだけ頭を抱えていたのに、見つけるときは一瞬 そこから途方もない作業。 全てのページを一つ一つモバイル対応に、一から作り替えていく作業の面倒なこと! 夜中なんかもひたすら作業をやっていましたが、でもそこまで苦ではなかったですね。 「やっとモバイル対応できる!」 という喜びの方が大きかったような感じでした。 お気に入りのデスクトップパソコンが精神的には苦ではなかったけど、体調を一気に崩しました・・・ 同時に、使っていたお気に入りのPCもなぜか壊れてしまいました。 電源が入らない・・・分解してパーツを調べても原因が分かりません。 2週間ほど、それはもう粘り強く、原因を探しましたがお手上げです。 「ジャンクPC」としてヤフオクで売って、新しく買いなおすことにしました。 そして買いなおしたPC → HPの「OMEN 875-0208jp」 CPUのpassmarkスコアが、なんと20000超え。 快適というか、快適すぎます! PCでの作業のスピードが格段に上がりました。 ※ジャンクPCを落札していただいた方、原因がすぐに分かったそうです。 グラボを挿している基盤の「×16スロット」の故障、別のスロットに差換えると起動したそうです。 その方曰く 「こんな故障を見たのは初めて、勉強になりました」 とのこと。 私から見ると”プロ”にしか見えません。尊敬します! ドメイン取得、いよいよサーバー変更2024年 年が明けて、いよいよ本丸へ! 新しいサーバーと契約して、新しくドメインも取得しました。 旧ドメインから新ドメインに移行したことをgoogleに伝えなければいけません。 今回の肝は 「20年近くやってきた旧ドメインの評価を、可能な限り新ドメインに受け継ぐ」 ことです。 今までの作業ももちろんそうですが、htmlタグの書き換えに関して、特に念入りに行いました。アルファベットをどこか一つ間違えてもページがおかしくなる可能性があります。 「meta refresh=0秒」と「canonical」併用で、301リダイレクトと同じ効果旧URLから新URLに移行する場合、通常は旧URLのhtaccessに301リダイレクトで 旧URL → 新URL と書き込めばすぐに済むことなのですが、この方法は使用不可です。 よって、これと同じ効果のあるものを見つけました。 専門の人に色々とアドバイスをいただいて、本当にその存在がありがたかったです。 こちらはgoogleのヘルプ ●meta refresh(0秒) …新サイトに「0秒」で飛ばす。以前はスパム扱いされていたようですが、逆に、現在はgoogleが推奨する形の一つになっているようです。 旧サイトの各ページのhead内のmeta要素の一番上に、以下を貼り付けます。 <meta http-equiv="refresh" content="0; url=新URL"> ●canonical …ページの正規化。旧サイトと新サイトの構造が全く同じになるため、新サイトのものが正規のものであると示すタグです。 旧サイトの各ページの</head>の上に、以下を貼り付けます。 <link rel="canonical" href="新URL" /> 〆は「アドレス変更ツール」ここまで来ると、ようやく終わりが見えてきました。 旧URLと新URL、両方をgoogle search consoleに登録して、「所有者が同じ」という状態にしておきます。 そして、search consoleの旧URL側 設定→ アドレス変更→ 新URLのアドレスを選択 最後に送信をクリックすると完了です。 体中の力がどっと抜けました。 旧URL側のsearch console …「新サイトに移行中です」となっています。 新URL側のsearch console …「旧サイトがこのサイトに移行中です」となっています。 2週間ほどで効果が目に見えてきました。 半年で、移行作業は完了とのことですが、旧ドメインもしばらくはそのまま維持しようかと思います。すごくお世話になったドメインですので。 |
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